Interview01 人の力を重ね合わせながら
大きな成功に近づいていく
営業部 2013年新卒入社 伊藤 峻

福岡営業所
2013年新卒入社。経済学部経済学科卒。福岡営業所の中堅営業として活躍中。大学時代は体育会系野球部で汗を流していた。休日はお子さんと一緒に公園でのんびりとした時間を過ごしている。

Question 01

この会社で働くことを
決意した理由を教えてください。

Answer
就職活動を開始した当初は食品業界をめざしていたのですが、インパクトある志望動機を考えることができず、苦戦する日々を過ごしていました。そんな中で就活エージェントから紹介を受けたのがニッコー。鉄鋼業界は全くの想定外だったものの、伊藤忠丸紅鉄鋼㈱の子会社であるニッコーは経営が安定していると知って試しに会社訪問してみました。最初に感じたのは社員のみなさんから漂ってくる明るく、かしこまらない雰囲気。働きやすさに共感して面接に進んでみると、雑談のような形で会話を楽しむことができたのが強く印象に残りました。「どこで働くか」よりも「誰と働くか」を重要視していたので、自然と当社に入りたい気持ちが沸き上がってきました。
Question 02

仕事をしていく中で
苦労をしたのはどんな点ですか?

Answer
最初の2年間は東京の鋼管部・ステンレス部で勤務。その後3年目から福岡営業所に異動して、1年間の内勤を経て2016年から営業担当になりました。営業所全体では建築資材を扱うケースが多いのですが、私の場合、プラント関係の二次代理店を主要顧客としています。例えば、近年、九州エリアには続々と半導体工場が誕生していますが、各工場で用いられる配管を中心とする素材に関して、仕様や納期などを調整していくのが私の役割。適切な情報がなければ調整もできませんので、心がけているのは相手を深く知ること。関係者のもとに足繁く通い、ちょっとしたことでもいいので会話を交わしてお客さまの理解を進めてきたつもりです。そんな繰り返しの中で“ニッコーの伊藤”という存在を知ってもらえるようになり、おのずとタイムリーな情報の獲得につながっていくのだと思います。
Question 03

印象に残っている
エピソードは?

Answer
5~6年前に大型半導体工場の案件をいただいたとき、私一人では納期までの流れが構築できずに戸惑ったことがありました。頼りになったのは周囲の先輩のみなさんです。福岡営業所のみならず、大阪の営業担当もサポートに回ってくれて、文字通り“オールニッコー”で成功にこぎつけることができました。困ったときに助けてくれる人がいるのが当社の良さなのだと改めて認識した一件でした。最近で言えば、別の大型半導体工場の工事に関して、パイプのメッキ加工を協力会社に依頼する案件が始動。その技術確認のためにエンドユーザーやサブコンなどを含めて約15名が一堂に会する場を設定しました。おかげで案件を進める中で存在していた認識の齟齬がかなり解消され、納入までの確かな流れを構築することができました。
Question 04

この仕事のやりがい、
今後の目標は?

Answer
お客さまが困っている問題を解消し、喜んでもらえる瞬間はいつも大きな喜びに包まれます。そうした成功は私一人だけの力で成し遂げられるわけではありません。社内外の多くの人がお互いに助け合いながら物事を進めてきた賜物ですし、だからこそ喜びが余計に大きいのだと思います。これからも関係するすべての人が今以上にお互いを支え合える組織づくりに貢献したいですね。将来的には異動することになるでしょうが、どの部署に行っても率先して周りを助けられる存在であり続けるつもりです。年齢的にも若手と上司の中間になってきたので、下の意見がよりいっそう通りやすい組織づくりにも寄与したいとも考えています。
Question 05

求職者にメッセージ
をお願いします。

Answer
この2年ほど、新卒の選考の1次面接を担当しているのですが、明確に目標を持って面接に臨む人の話を聞くのは非常に面白いとの印象を受けています。そうした学生は働く上で何を重視しているのかをあらかじめ熟考し、自分の軸をしっかりと持って選考に臨んでいるのだと思います。やりがい、金銭、環境、安定性など、何でも構いません。自分の軸を深く掘り下げていくことで、今後、40年間にわたって働き続ける上での方向性を見出していください。鉄鋼はまだまだ古い業界です。スピード感だけを重視するのではなく、一人ひとりとしっかりと対話して、相手の意向を汲み取りながら一歩ずつ組み立てられる人にこそ続いてほしいと願っています。
8:00
出社
9:00
事務作業
ファックスやメールを確認して、見積もりなどを提出する。
11:00
事務作業2
受注した案件の調整に奔走。午後の訪問に備えて書類も整える。
13:00
A社に訪問
2次代理店で打ち合わせ。納品するパイプの価格や仕様などを確認する。
15:00
B社に訪問
別の2次代理店へ。加工が必要な納品があったので、図面を広げながら打ち合わせ。
17:00
事務作業
帰社後、打ち合わせの内容をまとめ、さらにメールなどの処理も行う。
18:00
帰宅